前田は出てこず 髙田の「泣き虫」で完結 柳澤健「1984年のUWF」
柳澤健氏が1年にわたり、スポーツグラフィック・ナンバーで連載してきた
「1984年のUWF」が、終わってしまいましたね。
1年間、本当に楽しみでしたし、楽しかったです。
柳澤健さんや、Number編集部の人々には感謝です。
感謝なんですが、最終回は、迫力にかけましたね。インパクトがありませんでした。
柳澤氏なら、もっと出来るはず、って勝手に期待し過ぎたのかも。
だって、冒頭から、髙田延彦の「泣き虫」の引用がかなりあって、途中には、ヒクソン・グレイシーの著書の引用も。
最終的に「PRIDE プライド」誕生へと結び付けたかったのでしょうが、初めて知るようなことは記されてなかったでね。
何度も書きますが、ここで、「泣き虫」を登場させて、どーすんだよ! って思っちゃいましたね。
もはや、1984年のUWFでも何でもないですし。
懐かしいな、とは思いましたけどね。
プロレスファンあがりの、最近売れっ子ライター兼編集者の語りも載っていますね。MMA系格闘技からプロレスまで何でも書けたり、インタビューもしたりする、マルチなライター編集者ですが
前田日明がイチバン嫌う「プロレスファンあがり」ですし、わたしに言わせると
「あんたに何がわかんのじゃ」って感じで。
「UFCなり、鈴木みのるなり、ミスター高橋本なり、昭和40年男、今日食べた食べ物の写真撮ってりゃいいんじゃよチミは」とか思っちゃいました。
柳澤健さんは、この連載で、プロレスはショーであり、UWFもプロレスなのでショーだ
って、なんべんも書いてますけどね。
旧UWF(ユニバーサル)時代に、UWFマットの上で観客の前で、バーリトゥードの試合
行われてますから。
恐らく柳澤氏はこのこと知ってるはず。
だけど前座とか無名選手同士の試合なので
なかったこと、にしたかったのでしょう。
単行本化も間もなくですね。
まえがき あとがき が楽しみです。
前田よ、お前、いつまで黙ってるんだよ。
噛みつかないのか?
プライドってもんがあるなら、週プロ元編集長にデコピンなんてしてないで
オモテに出て来い、コノヤロー!
お前、ボロカスに書かれたんだぞ
柳澤氏も、前田日明の反撃を待っていることでしょう。
わたしは、前田の反論や言い訳を聞かないと
死ねません
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