プロレスリング・ノア 破産? 事業譲渡? 身売り? 「経営悪化は、三沢光晴が死去してから」という報道の大きなウソ
プロレスリング・ノアは、ブランドの名前として残っているのでしょうか?
なんか、身売りとか、事業譲渡とか、そういうビジネスのカラクリか何か
詳しいことは、わかりませんけど
いま現在、プロレスのノアを運営している会社は
ノア・グローバルエンタテインメント 株式会社
です。
つまり、こういうことかしら?
身売り騒動が出る前までは、
ノアは、株式会社プロレスリング・ノア という企業が
プロレス団体を運営したり、興行を主催したり、興行権をプロモーターに
買ってもらったりしていたけれど
「事業譲渡」をしたので(=身売りをしたので?)
その、運営は、ナントカっていうIT企業に移って
でも
株式会社プロレスリング・ノア
という企業は残っていたんだけど
借金まみれで破産した、って、帝国データバンクが発表したの?
もう、こういう記事をブログで書かせないで欲しい。
だって、わたくしは、アタマがよろしくないので、株式とか、譲渡とか身売りとか
破産とか、よくわかりませんもの。
で、ここからが、本題です。
「ノアは、三沢光晴が亡くなって以降、経営が悪化した」という報道を目にしますけど
そんなの大ウソです。大きなウソです。
ノアは、三沢光晴が存命で、リングに上がって、戦っていたとき、すでに経営は悪化していました。
こう言い切れるのは、日本武道館大会のチケットが売れなくて、大量の招待券が出回っていたから。当時のプロレスファンの間では有名な話です。
そう、yfc です。
武道館で、yfc の招待券の列に並んで、開場と同時に列が動きだし
実券(指定席券)と交換し、キレイな(三沢が好みそうな)お姉さんの前を通過し
そのまま、武道館に入るのです。
いちど招待券の「味」をしってしまうと、正規の値段の指定席券を買わなくなります。
だって、1枚、何千円もだして買うのがバカバカしいので。
バカバカしいのは、招待券で入場した人だけではなく、正規の指定席券を買った人たちも同じ。
例えば、2階指定(実質的には3階)の、前のほうの指定席が1枚5000円だとして
その列から、たった2列後ろ以降は、ほとんど招待券の連中だって知ると
もう、おカネだしてノアの指定席買うのが、アホくさ、ってなりますでしょう?
ノアのコアなファンは、「これは絶対」っていうときは、指定席をおカネだして買うんです。
例えば、小橋建太の、癌からの復帰戦とかね。
そういう時、yfcの招待券は、なかなか手に入らないし、招待券がネットオークションに出回って、高値がつきます。でも、招待券は、「絶対に指定席に交換できる」という
ホショウはないので、ドキドキしたことでしょうね、招待券の列に並んでいた人たちは。
招待券のはなしだけじゃなく。地上波テレビ放送の撤退です。
三沢光晴が生きていたときに、すでに、日本テレビの地上波放送の打ち切りが
決定し、実際、打ち切られたのです。
日曜の深夜(実質・月曜)の、30分くらい、なんとかしてくれてもいいじゃん
日テレなんだし、って思ったものですが、そんなに甘くないんですね。
その最後の地上波放送の、最後の最後に画面に映っていたのが潮崎豪選手です。
ノアが頼んだのか、日テレがそう決めたのか知りませんが、ノアは、潮崎豪に
託されたのです。
しかし、数年後、潮崎はノアを離れます。潮崎はノアをやめます。
潮崎はノアを離脱します。潮崎はノア退団します。潮崎はノアとの契約を満了し
契約に違反しないで、フリーランスの身になります。
ただし、潮崎1人で、ではなく、先輩や仲間レスラー数人と、です。
(しかし、そのまた数年後、潮崎はノアに、のこのこと、復帰します、1人で)
三沢光晴が生きていた頃から、経営は悪化してたよ、っていうことを書きたかったこの記事ですが、三沢が生きていたら、潮崎らの離脱はなかったでしょうね。
三沢の死去。
潮崎や、秋山準らの人気レスラーの退団と、小橋建太の引退とか、KENTAの退団。
たび重なる、暴露本の発売。。。
これで、ノア信者、ノアオタク(通称:ノアヲタ)は、ノアの会場に足を運ばなくなりました。
日本武道館でも興行を打てなくなりました。東京ドームなんて、無理に決まっている。
イケメンでハンサムな潮崎が復帰したり、正式所属選手に返り咲いても
ノアヲタは、戻ってきません。
こないだの大会の入場者数は、161人ですよ。161人。そりゃ、ハコが、180人規模のホールなら、驚きませんけれど。
あそこ、定員何人なんでしょう? 海峡メッセ下関って。
えーと、整理するのが面倒なので、大雑把にまとめます。
「強引にチーズまとめ」
プロレスノアの経営が悪化したのは、三沢が亡くなって以降という報道は、真実ではない。
(そういう記事を書くスポーツ新聞の記者は
現場でまじめに働いてないか、取材していないか、が、よーくわかります)
だけど、三沢が生きていたら、こんなにヒドく、嘆き悲しむ団体にはなっていなかった。
だって、三沢光晴は、すごい人だから。
(敬称略)
ジャムボ鶴犬